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将棋「王座戦」を観戦2012-10-09
こんにちは。総務の中根です。
私はそんなに多趣味ではないのですが、
割と長く続いている好きなことが二つあります。
一つが、格闘技です。これは見るのもやるのも好きです。
もう一つが将棋でこれも見るのもやるのも好きなのです。
そんなわけで先週の水曜日、将棋のタイトル戦を見に行きました。
王座戦。
渡辺王座 対 挑戦者羽生2冠です。
羽生さんは将棋を知らない方にも有名な人で
過去将棋のタイトル7冠独占を達成した人です。
私の一番好きな棋士でもあります。
対する渡辺王座は現在竜王という最高峰のタイトルも保持していて、
年齢も20代でこの二人が棋界No.1を争っています。
この将棋界の黄金カードを見逃す手はないと思い
初めて観戦しに出かけました。
場所は秦野市の「陣屋」です。
最寄駅は小田急の「鶴巻温泉」です。
将棋の観戦は対戦者のそばで見られるわけでなく、
別室でプロ棋士の大盤解説を聞きながらの観戦です。
しかし今日はさすがの黄金カードだけあって
超満員で私は立ち見になってしまいました。
将棋は午前9時から始まっていて私が現地についたのが午後1時40分ごろ。
大盤解説が午後2時から始まり、あとは延々指し手を観戦します。
通常だと午後9時くらいまでには決着がつき、
対局者も大盤解説の部屋にファンサービスで出てきて感想など
述べてくれるのですが・・・・。
9時後半になり盤上は不穏な空気が漂い・・・
10時過ぎに千日手になってしまった。(ガ~ン)
千日手とはコンピュータで言うと無限ループのような感じで、
戦況が膠着状態になり、同じ手を4度繰り返してしまうこと。
千日手は指し直しになる。
司会の人が出てきて
「千日手になりましたので30分休憩を入れて
指し直しです。終局(決着がつくこと)は
午前1時を回るはずなので、
終電の時間を過ぎると思います。」
と話したため、私は帰宅の途に。
決着がつくまでいられなかったのは本当に残念なのですが、
タイトル戦の臨場感を味わえてとても満足しました。
*指直し局は挑戦者の羽生2冠が勝ちました。
(午前2時くらいまでやっていたようです。私は自宅にてネットで見ていました。寝不足・・・)